えぐびぶ

日曜日

札幌駅でMさほと待ち合わせ。やや遅刻しそうだとメールをしたら、切符を買っておいてくれた。感謝。JRで小樽まで行く。海が見えた。バスまでの時間がけっこうあったので、ロッテリアで時間をつぶす。写真のモデルになったときのポラロイドを見せてもらった。まことに「鳥しか友だちがいない」がぴったりであった。とても素敵な経験になったのではと思う。
バスに乗って忍路まで行く。さーちゃんの話がよかった。「さーちゃん!さーちゃん!」と自分を盛り上げてトランス状態になった話。うーたまらない。さーちゃんは割と私の中でもいいなあと羨ましくなる人物の1人だ。その人物が自分が現役時代に夢破れた大学・学科に行っている、というのは何かの符合かと興味深い。
忍路で降りて、パン屋を目指す。海が真っ青。暑い。13時に着いたのにパン屋の前には「15時OPEN」の看板。ぎゃぼー。海の近くまで行って時間をつぶす。浅瀬に入ったりした。貝を水につけて遊んでいたら女の子がやってきた。屈託がない。あたいは小さい頃もこんな風に知らない大人に話しかけたり出来なかったぞ。わかめを干したりして、別れる。先のほうへ行くともっと海が綺麗だった。珊瑚みたいだった。って珊瑚なわけないんだけど。潜ってる人もいた。うらやましい。先日の母との一悶着について語る。やっぱり中学生くらいの時に反抗期やっとかなかったのがあれなんかな、という話に。そこでやっとかないと、親の方が自分の子どもも自分の意思を持った人間なんだと言う部分に気付かないまま、大きくなってしまうのかも。うちは姉妹とも無かったからなあそういうの。でもMさほが「でも子どもにそういうことを言ってしまうのは、絶対に良くないことだ」と断言してくれたので、心が落ち着いた。そうだよねえ。というか、私には「私がこういうことで傷ついた」ということに心底心を痛めてくれる友だちがいるんだから、私の生き方もそんなに間違ってなかったと思う。非常にありがたい。
15時ちょっと前にパン屋に戻ったら、もうパン屋には長蛇の列。どこからこんなに来るんだ。自分の前の人でぶどうパンが売切れてしまったときはがっかりしたけど、いちじくのパンを滑り込みでゲットできた。焼き立てだったのでその場で食べる。うめー。今度は絶対クロワッサンに挑戦だ!
パンを持って北一硝子に行く。なくしたピアスをまた買おうと思ったのだが、色違いのにも心惹かれて結局2つ買ってしまった。そのまま南小樽のあたりへ。ゆきちゃんの話をしながら歩いていたら、観覧者に乗ろうという話になった。ほとんど誰も乗っていない観覧車に2人で乗る。観覧車ねえ。あの映画を思い出すわ。ちょうど夕方頃で、景色が綺麗だった。
そこからJRに乗って桑園の知人の店へ。なかなか繁盛していた。よかった。毎日来てるっぽいおばあちゃんとかいた。ごはんが美味しく内装のセンスが良いのでいいお店。また行こう。グリーンカレー食べたい。自家製梅酒も美味しかった。JRに乗って札幌へ。そして家に帰った。