飛あゆ

水曜日

クリニックに行く。やや遅れ。午後からWさんがいなくなる。でも暇だったので平気だった。でも一人でやるのはやっぱり辛い。電話が来ちゃうと何も出来ないし。眠くて眠くて患者さんが来ない時ちょっと寝ていた。最近マイケル・ギルモア作村上春樹訳の「心臓を貫かれて」を読んでいるが、かなり絶望的な気持ちになる。人として魅力的なのに、どんどん物事は悪い方に向かっていってしまう。別にそんなこの瞬間から殺人者になる、っていうポイントなんてないんじゃないかと思う。物事は全て関連していて、それすべてで100%説明できることなんて存在しないと思う。でも家族のあり方、親の育て方ってやっぱ一人の人間を方向づけるには充分な要素だよなあ。絶対じゃないけれど、大きい。おお怖い。