ケーキも食べた

土曜日


昼から姉のところへ行って、母から送られてきた食料を受け取る。パスタを一緒に食べて、いろいろ話す。お姉ちゃんが東京からいなくなってしまうかも、と考えるとちょっと寂しい。いるのが当たり前だったので、いなくなったときのことが想像できない。母が姉の彼氏に対してよくわからないことを言ったらしく、姉の彼氏はたいそう戸惑ったことだろうと思う。あまり好きじゃなかったけど、途方にくれている様子を思い浮かべると何だか親近感がわく。日差しが差し込む京王線に揺られながら中島らもを読んでいると、何だかすーんとした気持ちになってきて「これは就活中に読む本ではないな」と思う。
家に帰ってきてレポートをやる。
夜から中目黒に行く。本屋で「レプリカント」を立ち読みする。念願だった黄色いカラス屋に行く。ここは定食屋さんでそんな気合を入れていくところではないのだが、行こう行こうとしてなぜか行き逃し続けていたから「やっと」という感じであった。コロッケ定食を食べる。コロッケとキャベツとナポリタン、それにごはんとお味噌汁と香の物とのりがついて680円。感動だ。おじさんがやけに低姿勢でおもしろかった。
コンビ二でチューハイを買って家に帰る。K−1というものを初めて観た。プロレスよりは痛そうじゃなくてよかった。足が細いなと思った。よしながふみのホモマンガとエルフェンリートを2人で読む。よしながふみの漫画は本当に面白いなあ。買ってしまいそうだ。べつにホモじゃなくて良いのに。エルフェンリートは読むの2回目だったけど、彼氏は初めて読んだようで衝撃を受けていた。
読み終わるとものすごく疲れて、もっと健全なことしなきゃと言う感じでバーに行く。この時点で午前1時くらい。柏○さんにシグルイを貸したらその場で読んでいて、飲食店の仕事をしながら漫画読んでる人を初めて見たなあと思う。豆といぶりがっこを食べる。最初は普通の話でいつものようにセクハラ満載だったのだが、途中からどのような恋愛遍歴を送ってきたのか柏○さんに聞くという展開になって、そこから何となくおかしくなってくる。別に中3でも7人でも10人でもいいのだけれど、やっぱりそんなに色んな人とエッチするというのが現実味が無くて「うーん」。どうにもこうにも合点がいかぬ、みたいな顔をしていたらミルク系の甘いカクテルを出してくれた。価値観が揺らいで混乱しているのではないかという感じで、彼氏も柏○さんもだんだんフォローにまわってくる。「今思い出した!俺、付き合ったの2人だった!」って(笑)。優しいなあほんと。いや、そんなに大変なことにはなっていないんだけど・・と思いつつ、まあこの辺が「遊ぶのに憧れるけど遊べない」ってとこなんだろうなーと思う。性的な事柄に対する抵抗は自分が思っているよりまだまだ強いらしい。けっこう酔っ払ってきて眠くなってきたので帰る。寝ようとしたら4:30。びっくり。