七夕の国

日曜日

彼氏はちょっと仕事があるとかで、会社に行った。起きてお風呂に入る。ふと鏡を見ると、お腹がすごいことになっている。何か人っぽくない。全体的に固い。お腹よりもあばらの方が出っ張っている。ちょっとこれは見ものだな、と思う。まだまだ絶食生活なので、お茶や野菜ジュースをちょっとずつ延々と飲む。何の修行だよ。SPIの勉強をする。
彼氏が帰ってきたので、一緒に漫画を読む。「漫画を読んでるとSと一緒にいるっていう気になる。」と言われ、確かに一緒に漫画を読むっていうのが定番になっているなあと思う。ってそれでいいのか。いいんだけどね。おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒に漫画読んでたら幸せだな。兎にも角にも岩明均の漫画はおもしろい。
18:00に丸2日の絶食が解禁になるので(と、勝手に自分で決めた)うどんを作ってもらう。味も具も思ったとおりの美味しいうどんを作ってもらったのに、初めての食べものなので胃がちょっとしか受け付けてくれない。無理は禁物だと思ったので1/3ほど食べて残す。その少食っぷりを見て彼氏は少なからずショックを受けていたようだった。普段はよく食べてるからね。ああーもっとうどん食べたかった…。その後林檎をすりおろしてもらった。まさに離乳食!という感じだがこれが意外に美味しい。二人であっという間に食べてしまった。
お腹を見せると「何だこりゃー」と驚いていた。「早く元気になってね」と言われる。はい。がんばる。でも実はそういう彼氏の方が風邪を引いているのではないかと思う。喉が痛いと言っていて可哀相だった。喉が痛い辛さはよくわかる。専門ですから。ちゃんと眠れていたのかが心配。鼻もつまってたみたいだし。
明日の朝から説明会だから帰る、というと今日は泊まっていって明日は1日休んだ方が良い、と説得される。私はもうトイレに駆け込む心配もないし元気なつもりだったのだが、「丸2日絶食してたんだから、体力無いに決まってるよ。」と。そう言われればそうか、と思って説明会の日時を変更する。みんごるをしてじゃあ寝よう、と言われるが時間はまだ22:00。早い。彼氏は明日5時起きだから早いとはいえないのかもしれないけれど、こんな時間に寝るのは久しぶりすぎる。結局2時くらいまで起きていた。ときどき布団をかけてあげたりした。