ぱえりあ

木曜日

やっぱり眠れない。なんでー?!単に休みで昼夜逆転してるだけなんだろうか。眠れないので借りていたデザインクウォータリーという雑誌を読む。深澤直人さんがとても良いことを言っていた。
やっと寝て、12:00くらいに起きる。13:00に友だちと約束していたので、まあいいぐらいの時間だろ。お風呂に入って準備する。待ち合わせをしてごはんを食べに行く。友だちは大学院の院試で東京に来ていたのだが、卒業してから初めて会った。私の親友が彼女の親友でもあるので、心の距離的には近いんじゃないかと思っていたけれども。心理専攻なので、その辺の話ができておもしろい。しかも院試の勉強してたからか、心理用語がぽろぽろ出てくる。普通「マズロー」とか言わなくない?おもろいわー。しかも分散分析は手計算でできる、と言っていてすげーと思った。院試ってそういうことやらされるんだね。うちの講座は英語の論文読まされたりもしないし、統計だって何とかしのげる程度だし、ほんと弱いよなあ。院とか受ける人は大変だと思う。
母に「あんたは結局楽な道を選んでばっかりだ」と言われた話をしていたら「そんなことないよ。Sはがんばってるよ。」と言ってくれた。少し気が楽になった。母がたまにもらすこういう言葉は私にどーんと影響を与えて、そこから学習された「私は何をやってもダメだ」「私はちゃんと頑張れない」という意識は相当根深い。でも年をとるとこうやって「あなたはがんばってるよ」と言ってくれる周りの人の存在も増えて、それがあるから何とかなってるのかなと思う。まあでも私が頑張れてないのは事実であって、それを親のせいにするのはお門違いっていうか単なる責任転嫁なんだけども。しかし友達の家も何だか複雑そうだったなあ。その辺の話、ちゃんと聞いたこと無いんだけどね。お父さんが何だかすごく良さそうな人だった。自分が医者で子どもにそういう対応を取れるのは偉いよ。子どもを一人間として尊重してるんだなあと感じた。「いま親が死んだら」という意識を持って生きていかなきゃいけないような歳になったよね、という話をする。
結局5時間くらい話し続けて、駅でわかれる。無印で靴磨きセットを買う。本屋に行ってレポートのための本を買う。就職ジャーナルを買う。大奥も買う。こうやって本だけはほいほい買っちゃうから幾ら節約してもお金ないのよね。
家に帰って大奥を読む。はあーおもろいわ。でもこれ単行本出るの遅そうだなあ・・・。靴を磨く。私が靴を磨くのは父の影響だと思う。父が靴を磨いている後姿はふと思い出すことがある。靴がぴかぴかになると嬉しい。私は自分でちゃんと自分の靴の手入れができることを誇らしく思っている。就活をしていると日常の中でこういう細かいネタを拾うことが多くなる。