内定出ました

水曜日

今日は記念すべき日だ。

昼頃起きて、Eかちゃんからのメールに気づく。本郷まで来てるから会えたら会おうとのこと。もちろん会うよー。用意をしてまず学校へ。久しぶりだな。成績表をもらう。まあ落としてるやつはないでしょう。はなもげら(←教務の職員さん)を久しぶりに見た。どうやらMゆみに目撃されていたらしいが、気づかなかった。まあこの時点でかなりスケジュールがおしてたしな。
Eかちゃんとジョナサンで喋る。何というか、最終面接前に会うにはふさわしい人物かなと思った。高校の時から私の変遷を見てくれてる人だしね。たわいも無い会話をして気を和ませる。
最終面接を受けるために汐留のパークホテルに行く。25階のラウンジで時間まで待つ。なんだこの空間は。なんつーか、ハイソ?スノッブ?あまり縁のない場所だな。この歳じゃ当たり前かもしれないけど。好きだけどねこういうラグジュアリーな感じ。ミルクティーを飲みながら雑談。昨日会った社員のAさんに、「何かもう見ただけで笑えてくるね、実物を知ると。」と言われた。なんだよー。
時間が来たので26階のサロンに案内される。おおー・・・面接って感じだ・・・。若干緊張するなあ。いまさら最初に書いたESについて言及された。恥ずかしいってばよ。でもあれは力作だったからね。ふふん。デザインとかにも凝ってみたし。社長はなぜか私を見た瞬間ちょっと笑っていた。なんだよー。まあそれでちょっと和んだところもあるけど。全面的に厳しく攻めてくるわけじゃないんだなーって。まあ雰囲気はかなりシリアスだったけれども、笑ってくれないほどではなかったし何とかうまく自分について伝えられたと思う。志望度についてもツンデレの性格がわざわいして「そんなに入りたいわけじゃ・・ないんだからね!」という態度だったのを改めて、デレを頑張って出してみた。こんなとこで恥ずかしいからって意地はってても損するだけでしょ。「私は恥ずかしがりやなのであまり上手く伝わっていなかったかもしれませんが・・・」と正直に言った。
終わってからまたラウンジで社員さんと少し話した。これで内定が出たら「いなり枠」というのを設定するべきだという話であった。というか、あだ名がもはや「いなり」になりそうで嫌だ。いや、キャラ的には美味しいけど「いなり」て・・・。まずいだろ。
CDを買って帰る。キラキラ系のダンスミュージック。こういうの、好きっす。何かの転機の時に聴いていた音楽ってすり込まれるしね。家に帰って結果を待つ。たぶん今日中に電話がかかってくると思ったから。彼氏に面接終わったよーとチャットで話しかけていたら、電話が鳴った。リクルーターの人から「おめでとう、合格です。」の言葉。ああーよかったあ・・・!80%くらい受かるとは思ってたけど、やっぱり最悪の事態も想定してたからね。はあーよかったあ。
Eかちゃんにメールで報告をしたら、今から家に来てお祝いしないかとのお誘い。ワインもあるしって。それは願ったりかなったり。誰かとお祝いしたい気分だったんだ。いそいそと彼女の家に出かけて、ワインと苺とハンガリー産のサラミでお祝い。美味しかったなあ、サラミ。というか、こういうときに一緒に祝ってくれる友達がいて私はほんとに幸せ者だなと思った。
Eかちゃんの家から、中目黒の彼氏の家に帰る。二駅だからね。彼氏と電話をする。(彼氏は平日は大阪にいるので、家にはいない。勝手に入ってるだけ。)ほんと、精神の安定に一役買ってくれてありがとう。というか、メールでお祝いを言ってくれる友だちとかもいて、内定もらったことよりもそれを喜んでくれる友だちや彼氏がいるってことがほんとうれしかった。みんなありがと。おいらあまり奉仕精神はないけど、こういう瞬間にほんとに周りの人の存在に感謝したくなるよ。ほんとにありがとうね。
家までの帰り道で酔っ払ってたのもあって思わず「素晴らしーいー世界のーみんなにーあーりーがとー♪(capsule:world fabrication)」と歌ってしまった。ふふふーん。ああ、今までの人生を肯定されたような気持ちだ。