じゃりんこチエ

日曜日

昼頃起きる。歩いて広尾のフロインドリーブというパン屋さんまで行こうということになる。運動運動。広尾まではあっさり着いた。パン屋さんはとても小さかった。暗くて、おばちゃんがレジをやっていて、独特の匂いがして、「小樽にこういうパン屋さんあったな・・・」と懐かしい気持ちになった。
帰りは電車で帰った。駅の近くで、コーヒー豆を買う。この店は豆を選ぶとその場で焙煎してくれて、挽いてくれるというなかなか本格派なコーヒー屋さんなのだ。待っている間におかみさん(?)が、小さなカップでコーヒーを出してくれた。しっかり苦い、コーヒーらしいコーヒーであった。そのままスーパーに行ってよるごはんの買い物をする。
家に帰って、昨日買ってきたコーヒーメーカーでコーヒーを淹れる。今度のは壊れなさそうだ。よいよい。パンもあっためて準備万端。充実したブランチだ。コーヒーも美味しいし。パンも美味しい。素敵な休日だわー。ただ1つ難点を言うとすれば、パンがあのパン屋さん独特の匂いがしたところだ。何というか、人の家の匂いというか。パンはむき出しで並べられていたので、匂いがついてしまうのも仕方ない感じだったんだよなあ。しかし、それを差し引いてもなお美味しい、というところにあのパンの実力を感じた。お店、改装すればいいのに。
パンを食べ終わってから、ゲームをした。この辺の記憶は曖昧だがきっとゲームをしたのだと思う。彼氏は立花裎千代がお気に入りで、それについて私がぶーぶー言うというのがお決まりのパターンとなってきた。気に食わない理由としては、1:私はこういうタイプの女の人があまり好きではない(気が強くて、プライドの高い頑張りや)、2:私はどう考えてもこういうタイプの女ではない、3:私は頑張りやに対して大きなコンプレックスを抱いている(私はあまり頑張ることができないから)。これらである。まあ別に自分が彼氏の好きなタイプじゃなくてもいいのだが、人としてこういうタイプに敗北感を感じるのがちょっとね。つーかこういうタイプのどこがいいのさー!きー!って・・・単なるヤキモチなのか、と思うと凹む。だってゲームのキャラクターだよ。アスカだってアニメのキャラクターだし・・・。でも彼氏はどう見ても本気でこういうタイプに弱い。うにょー。
4時くらいにいったん帰る。昨日の夜、一緒にちゃんと運動しようという建設的な意見が出たので、トレーニングウェアを持ってくることにする。帰って下着を洗って、シャツにアイロンをかけて、スーツを着て、また中目黒へ。持ってきたジャージを着て一緒に走ろうということになる。何と言うことはないいつも体育で着てたジャージを着たのだが、えらく彼氏は萌えていた。ジャージフェチだったらしい。つくづくニッチな嗜好を持つ人だなあと思う。どこも可愛くないただのジャージなのだが、報われなかった修学旅行のことなどを思い出してジャージに夢を抱いているようだった。とりあえず目黒川沿いを走る。久しぶりの運動で気持ちが良かった。というか、川沿いとか走って気持ちのいい場所が近くにあっていいよなあ。うちの近所なんて危なくて走る気にもならないよ。これからちゃんと運動しようという話をする。なんと建設的。一緒に付き合っていくってこういうことよね。継続するように頑張ろ。
家に帰ってお風呂に入ってから、お好み焼きを作る。彼氏の実家風に作るということであったが、なぜかものすごく焼きながらお好み焼きをつぶすのである。よくわからないけど、味はとても美味しかった。食べ過ぎて気持ち悪くなった。不覚。いつも食べすぎで気持ち悪くなってる彼氏を注意する側だったのに・・・。しばらく横になって、楽になってきたので歯磨きをして寝た。