光に賭ける

水曜日

早起きして病院に行く。寒くて毛皮のマフラーをしていたら、母がどうしてもやめろって言うからとった。幌平橋駅まで行って、そこからタクシー。駅のトイレのとこの子どもが川で遊ぶタイル絵みたいのがそのままで、「ああ、ここに毎日通ってたなあ・・・」と思った。天気はまあまあ。
病院で寿司の雑誌を読んだ。すきやばし次郎行きたい。でもカウンターお任せが一人2万からというのを見て諦めた。絶対私達(彼氏含む)とか、小野さんに喜んでもらえるお客だと思うんだけど。お寿司出てきてそのまま放置しとくとか、絶対しないし。お酒もそこまで飲まない。むー。看護婦さんに呼ばれて検査に行く。最初は超音波検査。妊娠とか確かめる時のやつと一緒で、これをこのまま腹部に当てたらもろエコー検査だと思った。心臓がドコドコ動いていた。ちょっときもかった。その後は心電図。運動してる状態で測ると言われていたが、素のままで脈が速いらしく座ったままでよいと言われる。その間ずっと自分の脈をピッピッと聞かされていたが、明らかに速くなった後一回遅くなるという脈。きっちり不規則。いつからこうなんだ?何つーかこう、波型の山を台車が走ってるような脈。
先生の診断は、心臓の奇形とか病気ではないとのこと。むしろ心臓へ信号を出してる神経の問題かもとのこと。ホルモン異常とかの。動機が激しくなった時のための薬を出してくれた。その後血液検査を受けた。また貧血を疑われた。貧血じゃないってば。血を注射器一杯分採られた。
ぶっちゃけ私は脈が乱れてるのは、精神的なものなんじゃないかと思ったりもしている。まあ一回脈が遅かろうと日常生活になんら問題はないんです。大通りまで母と行って、アフタヌーンティーでランチ。パスタとケーキを食べた。その後札駅まで行って、ステラプレイスをうろついた。一目ぼれした靴があったので買ってしまった。ワンピースも欲しかったが、持ち合わせがなかったので断念した。その後は旭屋書店で時間をつぶした。座るところの近くにコナンコーナーがあって、ひっきりなしに劇場版コナンのCMが流れていた。コナンは、人気キャラ(新一、灰原、キッド)にスポットを当てる、黒の組織の謎をほんの少しバラす、蘭との恋愛をやや進展させる、この3点だけでよくここまで引っ張れているよなあ。
夕方からMさほと会う。最初は大丸の中国茶屋へ。お茶はいいね。何とかの生み出した文化の何とかだよ。お茶屋を出てトイレに行ったら、鼻血が出た。その後居酒屋に行って夜ごはん。すごく美味しいところだった。Mさほに、私が彼氏といるときに些細なことで不機嫌になる点について話していたら、何だか自分がものすごくめんどくさい彼女のような気がしてきた。自分のよくわからんこだわりに引っかかることがあると勝手に不機嫌になるんだもんなあ。どうなんだよ。それに加えて不機嫌なことを認めようとしないしね。そういった話をしていたら、Mさほは私の彼氏の寛大さに驚いていた。ううう。確かに私が私と付き合ってたらやだわー。しかも変なコンプレックスにとらわれまくってるし。私は付き合いやすい女だと思っていた(自己評価)が、実はそうでもないのかもしれない。
Mさほがそこの店員さんにとてもなつかれていた。Mさほはたまに妙に女の子になつかれることがある。そういう現場を見たことが他にもある。恐がられるか、なつかれるかのどっちか。どこまでも白黒はっきりした女である。髪を切って「嫌われ松子」のようだった。短いのはいいと思いますよ。
帰ってきたら東急ストアはまだ開いていた。頼まれた玉子を買って帰る。帰宅してぺーちにぐりぐりと近づくが無視される。あきらめてヨーグルトを食べていたらものすごい寄り添ってきた。まこと自分のことしか考えていない犬である。やはりペットは飼い主に似る。