京都2日目

土曜日

朝起きる。何回か起きたり寝たりしていたので、彼氏に「もう13時だよ!俺らバカだー。」と言われた時はほんとに信じていた。が、実は8:30だった。早っ。お風呂に入ったり化粧したりして、ホテルを出る。天気が良い。
まずはパン屋へ向かう。バスに乗って一日券を買う。降りて歩く。彼氏の思い出を色々聞く。2番目ちゃんの家に居候してた、とか。パン屋はパリだった。美味しそうなパンがたくさんあって、合計6個買ってしまった。また買いすぎたー。でも完食。サンドイッチうます。甘いパンも美味しかった。FIGAROのイケメン特集を見た。少なくともananの好きな男よりは数倍かっこよい。
パン屋を出て北野天満宮(?)まで歩く。トイレに行きたくなり、寺に着くなり駆け込む。寺?寺だよね。牛がたくさん置いてあった。修学旅行生がいた。猫もいた。おみくじをひいたら大吉だった。やほい。
思い出の地めぐり、ということで今度は伝説の着物合宿の地へ。川の真ん中のデルタ地域。パンプスだけど、石をつたって果敢に川を渡ってみた。前を行く子どもがあまりの急流に途中でリタイアしていた。ふふん。お姉ちゃんは行くよ。彼氏は安全な橋を渡っていた。大人やね。デルタ地帯でYこと電話した。進路相談。彼氏が真面目に応対しててびびった。もっと適当なこと言うかと思ってたのに。そう言ったら、「だから普段は仕事してるんだって。いつもこうじゃないんだって。」と言われた。いつも変なとこしか見てないから・・・えへ。徹子(ハト)の墓に墓参りした。歩いて京大付近へ。農学部棟には入れなかった。雨降ってるのに稲をチェック(?)してる学生がいて、「これが農学部か・・・」と思った。
街の方に戻って、錦市場とかを見た。さかなたくさんあった。干物買いそうになった。彼氏がジーンズを買っていた。学生時代によく行っていたという服屋さんなどを見た。私は着物を売っているところで、すんごくかあいい半幅帯を見つけ、買うかどうかかなり悩んだ(結局買わなかった)。その後ボーリングをしに行くも、並んでいたのでやめる。その代わりゲーセンで遊んだ。二人でゲーセンで遊ぶのは初めて。いやー旅行のなせる業ですな。だって何か東京でゲーセンで遊ぶの気恥ずかしいんだもん。でも遊んでみるとめっちゃ楽しかった。ハピマテで太鼓を叩きすぎて、手の皮が剥けた。いったーーーーい。まじ痛い。というかバカ・・・?プリクラを撮ったりもした。これも旅行のなせる業ね・・・。
ジーンズの裾あげを取りに行って、それから漫画を買った。いったんホテルに戻って荷物を置く。今度は夜ごはんを食べに行く。高大寺のねねの道のあたりの割烹「京とみ」。何というか、大人が行くところだなあと思った。こんな歳で来てていいんだろうか。彼氏ありがとう。カウンターで食べていたのだが、板長さんが気さくだった。普通に話してくれる。料理はすごかった。不味美味いという新境地を開拓した。どう考えても、苦いのになぜか甘い。何なんだろう。お椀も炊き合わせも何もかもだしが美味い。すべて一手間かかってる感じ。最後のはも丼に悶絶。あれはやばいです。あーばち当たるばち当たる。こんなにいいもん食べたらばちあたるーーー。
二人とも超上機嫌で祇園を歩く。そして「ぎをん 小森」へ。甘味も食べます。あんみつを食べたんだけど、抹茶みつがーーーー!さらっとしてるんだけどしっかり甘い!私としたことがあまりの美味しさに配分を間違えて、みつが最後の方足りなくなってしまった。同じ座敷にいた中年の夫婦が「幸せねえ。」「うん、幸せだなあ」という会話をしていて、「いいなあ」と思った。
I田さんとEちゃんに会うまで、謎の漫画喫茶フジヤマで時間をつぶす。私は何度やってもぷよぷよの連鎖が出来ない。理屈は分かるんだけど、何かミラクルを起こしたいとか思ってちゃんと並べられないんだよねー。むー。連絡が来たので、I&Eと合流する。二人一緒にいるところを見るのは初めて。に・・・似てるなあ・・。店を探して歩いている時に、「ぶっちゃけ付き合ってるの?今」と聞いたらEたんは「ていうか、それを気にして気を使ってるんだろうなあと思ったよ(笑)」と苦笑していた。ぶっちゃけポジティブな方向に微妙、という感じだった。結局坐・和民に入った。わたなべみき。隣の席の会話がイカしてた。まー、こっちの会話もちょこちょこ聞こえたら変なことになっていただろうけど。一部キャッツ・アイ歌ってたしね。私は彼氏が食べ過ぎないように、じとーっと睨んでいた。色々話して楽しかった。何か学生時代の話はちょくちょく聞いてるけど、やっぱり本場で聞くのは感慨深いなあと。いろいろあったのね、この人にも。みたいな。アメリカとか行ってもこう思うんだろうか。
彼氏が寝そうになってきたので、帰ることにする。しかし帰ったら彼氏は漫画を読み出して覚醒していた。浅野いにおの「素晴らしい世界」は面白かった。スピリッツのFine.から暑苦しさをうまく抜いた感じだと彼氏と話し合った。