京都3日目

日曜日

もそもそ起きる。チェックアウトしなきゃいけないんだけど、ねむーーーい。何とか準備して、フロントに荷物を預けて出発。そば屋を目指す。バスでFみちゃん家の近くまで行く。そっから歩く。暑いなあ。けっこう距離あったが、ちゃんと着いた。
「塩釜」というそば屋に行った。細すぎず太すぎず、お蕎麦の味が強すぎずさらっと香る美味しいおそばだった。そして量が多い!うーん、こんなに盛ってだいじょぶなんだろうか。ご飯つきのセットにしたら食べきれなかった。むむーん。ちょっと動けなくなった。
お腹がこなれてから、歩いて北山方面へ。二人とも足が痛くなる。結局一駅地下鉄に乗った。駅から1分の名画何とか陶版何とかいうところに行った。水が流れていてとても涼しかった。でかい(というか実物大?)の「最後の審判」の前でちょっと寝た。気持ちがよかった。ここは穴場だ。妙に気合入れて作ってあるのに人がいない。入場料100円。
そこからちょろちょろっとその辺を散策して、地下鉄に乗る。大丸のデパ地下で「いづう」の鯖寿司を買った。夜食べるんだー。しかし鯖寿司って高いのね・・・。歩いて和菓子屋さんに向かうも、彼氏の具合が悪そう。歩いて和菓子屋さんに行く方を選んだ私が愚かだった。もうホテルに戻ろうと言ったら彼氏を怒らせてしまった。こういうときは消えて無くなりたくなります。ああ、調べてくればよかった。カフェの場所を。というか、こういうときの彼氏の言動ってあたしが「やろうと思うけど、怒ることに対してびびりなゆえにできない」ことを体現したようだと思う。だから言いたいこととかそういう態度をとりたい気持ちすごいよく分かる。わかるゆえに何かどうしようもなくなる。こんなやつ捨ててくれ、と思う。
けどこれって努力の放棄だよね。ここで「もういっそ嫌ってくれ」とか思って逃げちゃうのは、向き合って言いたいことをちゃんと伝えることを諦めて相手に押し付けてることになる。と思う。けど言えないんだよね・・・何か言えないんだよね。てか言わなくてもいいことなのかな。何かいつでも自分の方が悪い気もする。人に対して否定的なこと言いたくない。物心ついたときからそうしてきたし。怒る前に泣いちゃうしさ。何か泣くのはずるい。相手が悪いみたいじゃん。そうじゃなくて、ちゃんと「私はこう思う」ってはっきりあてつけじゃなく言えればいいんだけど。でも言い合いになるとか考えただけで怖すぎる。人と言い合いするなんて・・。これも私の食わず嫌いのパターンで、やってみたら意外とうまくいくのかな。いや、そこで全部壊れる可能性もあるよな・・・でも自分から勝手に身を引くのも無くなることに変わりはないよな・・・ぐるぐる。
通りかかった長竹という甘味屋さんに入る。常連さんが顔をのぞかせていた。生菓子とお薄を飲んだ。水まんじゅうの中の抹茶のやつがえらく美味しかった。少し和解した。今日は帰るつもりだったけど、いつものパターンで泊まることになった。
ホテルに戻って荷物を受け取って、タクシーで駅へ向かう。ここでまた私が切符をなくしたことに気付き、雰囲気は暗転。というか、あたしバカ。改札に掛け合って、間違って入れてしまった切符を探してもらう。非常に申し訳ない。自分でも探したかったけど、できなかった。研修中の女の子がいて、なんかパトレイバーの野明に似ていると思った。全部探してもらったら切符が見つかり、それで帰れることになった。よかった。足が痛い。
彼氏と合流して、新幹線に。またはぐれて、一瞬指定の便に乗れないかと思った。けど乗れた。車内でマリオカートをした。品川に着いたので降りた。新幹線の券でJRにも乗れた。ミラクル。
恵比寿で降りてタクシー。ワンメーターでした。運転手さんすみません。アンコさんすみません。家に帰ってお風呂に入る。お風呂から上がって鯖寿司を食べる。おいちいな、これ。皮がある方が美味しい。食べ終わってから二人でコンビニにアイスを買いに行った。ハーゲンダッツパルフェを買ってもらった。すんごいうまかった。うほー。サッカーを見た。引き分けた。