日曜日

昼頃起きたら遅いと言われた。昼過ぎにJRで小樽を目指す。おばあちゃんの家に行く。おばあちゃんの隣の家の人が自殺したらしい。それは精神的にもかなり負担になっただろう。2階にある着物を見せてもらった。すごい数の着物があった。そして可愛いものもかなりあった。やっぱり着物いいわ。おばあちゃんと共通で楽しめるなんて、そんなものそうないよ。着物が可愛いとかおしゃれだとかそういう感覚って、世代はあまり関係ないのだった。あの大島まじで欲しい。宝の鉱脈だ、あそこは。とりあえず持って帰れる分だけ、自分では買えない夏物の着物や帯、コート、帯締めなどをもらった。やほーーー。超嬉しい。お土産に買ってきたおいなりさんをみんなで食べた。
おばあちゃんの家を出て、「あまとう」までタクシーで行く。お土産を買って、二階の喫茶室でクリームあんみつを食べる。ここのソフトクリームはとてもおいしいのだ。母は、お祖母ちゃんがどうしてあんなに着物を持っているのかいぶかっていた。お母さんが記憶するに、家はとても貧しかったらしいのだ。それなのに、あの数・・・。しかもたぶん一着何十万とかするぞ、いい着物は。うーん、不思議。その後は宝石に凝っていたらしいし、おばあちゃんはお金に不自由しない人生なのね、という結論に。しかも物を買い集めるのが性分なんだろう。だって着てないものもたくさんあったもの。買って手に入れるのが好きなんだな。
急いでJRに乗って、札幌まで帰る。福住からのバスもスムーズに乗れた。乗り物運の良い日だった。