ねむい

今日もやっぱり人に話しかけられない。無様である。とにかく私は人の気持ちを考えて瞬時に心配りをするということが本当にできない。他の人がやっているのを見て初めて気付くことばかり。そして他の人の行動を見て自分がどんなにぼうっと何も考えていないかに気付くと、ふと自分は気付かないうちにとんでもないほど無礼なことをしていたり人の気持ちを傷つけたりしているのではないかと、背筋が寒くなる。でもたぶん私には人の心を推し量る回路がないに等しいので、人の行動を見て逐一それを自分のデータベースに取り込んで必要な時に取り出せるようにしておく、という方法でしか対処できないのだと思う。さながら人工知能に一つ一つ言葉を教えていくように。これではきっと3歳、4歳くらいまでしか発達しないだろうけど、根気よく続ければもしかしたらアトムになれるかもしれない。いやアトムは無理かな・・。
昨日の日記でクリエイティブの仕事への憧れを綴ってみたものの、就活しているときは「システム」を考えることに惹かれていたと言うことを思い出した。自分としてはものづくりもやっぱりシステムが存在するし、そんなに180度転換しているつもりはないのだが、これがきっと母がわたしのことを「いつでも流されて目先のことしか考えていない」「言うことがころころ変わる」と非難する所以なんだとふと気付いた。確かにそうだなあ・・。付き合ったら「結婚するんじゃないかと思う」ってすぐ言うし。これはこないだMと話してて思った。やっぱり私には本当にやりたいこととか向いてることとか信念とかなくて、ただただその場で都合のいいものを選んでいるだけなのかもしれない。そんな人間にまともな仕事ができるのだろうか。というか、こんな適当な人間の友だちやってくれてるなんて、うちの友だちは偉いなあ・・。うちと付き合うメリットって何もないと思う。人間的価値は明らかに低いし「誠実」だって疑わしい。というか、そもそもこうやってメリットについて考えてるあたりが薄情なんだろうか。でも「一緒にいて楽しい」とかもメリットだから、そんなに実利的な意味に偏ってるわけじゃないんだけど。ほんと底の浅い人間だなと最近思う。私から「私の興味があるもの」をとったら本体には何も残らないだろう。あんまり書くと暗くなっていると思われそうだけど、別に落ち込んでいるわけではない。毎日活気があって有意義。自分の選択も間違ってなかったと思う。未来への展望もある。ただ淡々と自分は人としてだめだと思う最近。だってほんとにちゃんとしてないんだもん。そしてとても眠い。